「ウソの上にウソを塗り固めているので…」 

伊東を揺るがす前代未聞のスキャンダルに、市長選で惜敗した前職の小野達也氏(62)はどう思っているのか。以下は小野氏との一問一答。

――現市長の騒動についてどう思われますか?

「私がコメント自体することではないと思いますが、大きな騒動になっていること自体は周囲の皆さんも残念がっていますよ」

――田久保氏は市長選当時から大学卒業は虚偽なのではないかという疑惑があったそうですが。

「報道関係者から『そんなことがあったら許されませんよ』という感じでなんとなく聞いてはいましたが、僕は特に意識することもなかったし、どうでもいいと思っていた。というか、負けるつもりがなかったんですよ。ところが結果は負けでした。

その時点で報道陣から『絶対短命ですから準備しといてくださいよ』って言われたんです。それで『えー、どういうことよ』と思っていたらこんなことになったんですよ」

小野達也氏(後援会SNSより)
小野達也氏(後援会SNSより)

――もうすでに出直し市長選に向けて意欲を見せていると聞きました。

「まぁ、今と言うよりもずっと続けるつもりでいたからね。もちろんみなさんの声を聞いてからですが、『やれよ』ということになれば。自分が出馬したいというより、みなさんの役に立ちたいとか伊東を良くしたいという気持ちは何にも変わってないので、そこが合致すればやろうかとなると思います」

――東京都の小池百合子知事が出馬のたびに学歴詐称疑惑が浮上する中で、今回の伊東市長の学歴詐称が発覚したことについて、ファクトチェックが甘いという声もあります。

「自民党なんかも国政だと卒業証明書でチェックするのですが、今後は首長選の際にも必要かもしれないですね。僕はいつも自民党なんですけども、公認を得るには卒業証明書の提出を求められます。地方議員までそれを広げるかは別として、ファクトチェックは厳しくすべきでしょう。

だってくだらないじゃないですか。だいたい(現市長は)除籍を『初めて知った』とウソの上にウソを塗り固めているので、これはもう通らないですよね」

――小野さんがもし市長に返り咲いたら市役所に卒業証書出しますか。

「そうですね。僕は高校しか出てないけど。卒業証書どこにあるかわからないから。ははは。でもこんなくだらない事で大騒ぎになるくらいならそういう風に制度を変えた方がいいかもしれないですね」

政治家たるもの、ウソや公約違反はご法度だ。ましてや自分自身を偽る経歴詐称は何をか言わんや。

伊東駅(PhotoACより)
伊東駅(PhotoACより)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班