「子どもの日傘」に対してネットにはさまざまな声が

年々進む夏の高温化に伴い、子どもたちが日傘をさして登下校する姿も見かけるようになった。Xにもこんな声があがっている。

「うちの地域も日傘持ってる小学生、中学生いる! 一般的になってきてて親としては安心できるね」

「7歳児の日傘を買ったㅤこの気候では小学生でも日傘必須かなぁ」

「最近は小学校や中学校でも日傘OKになったみたいで安心した。8年前、我が子が小学生の頃…学校まで徒歩20分、暑がりなのもあり日傘を使いたいと言うので学校に問い合わせたらダメだったなー」

写真はイメージです(PhotoACより)
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一方で、こんな投稿も。

「熱中症対策として日傘の使用を推奨する学校がある一方で、安全面やトラブルを懸念して禁止している学校もあります」

「小学校の登下校用に日傘買って持たせたら、危ないから使用禁止とのこと」

学校によっては、「手がふさがって危険」「視界が遮られる」などの理由で、児童生徒の日傘の使用を禁止するところもあるという。それだけではない。

「子どもが日傘をさすことに対して“偏見”を持つ保護者がいる」と話すのは、編集部の記者(40代)だ。記者の話によれば、子どもが通う都内の公立小学校では、日焼け対策として女児に日傘を持たせている家庭に対して、「あそこは“日傘のお宅”だからね。お高くとまってるよね」と保護者同士で陰口を叩く――こうしたケースも発生しているというのだ。