●お嬢様プロフィール
Aさん
国際交流学部国際交流学科4年生。
常にテンションが高く、抜群のコミュニケーション能力を持つ。
Bさん
国際交流学部国際交流学科4年生。
運動神経が抜群の、体育会系女子大生。
Cさん
文学部英語英文学科2年生。
Instagramの投稿が映えている、女子力抜群でお洒落な学生。
――早速金銭のお話で申し訳ないのですが、“フェリス女学院大学”と聞くと、とても裕福なご家庭のお嬢様が通っている印象を抱いています。実際はどうなのでしょうか?
Aさん お嬢様が通う大学と言っても、そのレベルは人それぞれですよ。1〜4段階(低→高)で例えると、私は“1”です(笑)。
Cさん 私は“2”くらいだと思います。
Bさん 「お嬢様」と言ったら、「雲の上の存在」という感じがしますけど、私には程遠い世界ですね。
――そうなんですね。校内では、御学友にお嬢様オーラを感じることはありますか?
Aさん 夏でなくても、校内で誰もが日傘をさして歩いています。その点は、お嬢様大学ならではですかね。そのせいで校内の道幅が狭く感じます(笑)。
Cさん フェリス生の彼氏さんらしき人が、ポルシェで大学にお迎えに来ているのを見た事があります。ドラマみたいで素敵でした。正直、羨ましかったです(照)。
――大学内で比較すると、ご自身を高レベルのお嬢様とは感じていないのですね。それでは、世間一般と比べて「自分はお金持ちかもしれない」と思ったタイミングはありますか?
Cさん 高校時代、学生の皆が、高級ブランドバッグで登校しているのを見たときです。「ここはお嬢様高校なんだ、ここに通っている私の家は裕福なのかもしれない」と思いましたね。私は母から、「ブランドロゴがあからさまに入っている鞄は、休日に使いなさい」と言われていたので、そのようにしていたのですが(笑)。
Bさん 私の場合は、幼い頃ですね。友達の家にお邪魔したとき、部屋数の少なさや敷地の狭さに驚きました。そのとき初めて、自分の家は、他の人と比べて遥かに大きいことに気付いたんです。「もしかして私の家、お金持ちなのかも…」と思いました。
家族との買い物は松屋銀座に行くことが多かったですね。
Aさん 私は、今年、回転寿司デビューをしたときですかね。お友達と行ったのですが、ビンチョウマグロを人生で初めて食べました。とても美味しかったです。でも、どのお寿司も筋が大きくて硬くて、口の中で引っかかってしまいました。とは言え、100円でこんなに美味しいなんて、とびっくりしました。
これまでは、寿司といえば“回らないお寿司”だったんです。祖父が「回転寿司はオモチャだ」と、行かせてくれなかったもので…。
実は今日も、祖父とご飯を食べてきたんです。贅沢な2段重ねの鰻重をご馳走してもらいました。鰻の量がご飯よりも多くて、流石にびっくりしましたね(笑)。