内田容疑者の家族は記者の直撃に…
道警が2人を再逮捕した6月12日夜、内田容疑者の自宅に家族と思しき男女3人が立て続けに帰ってきた。年齢的には父親と母親、兄とみられる組み合わせの3人はそれぞれの車で帰宅した。年配の男性に声をかけると他人事のような口調がでこう返ってきた。
「何もわからないんだよね。わからないんだよね…」
母親らしき女性は「すいません」とだけ言い残し、兄とみられる若い男性はうなずきながらひと言も発せず、そそくさと家の中に入った。
内田容疑者は、数年前にはなぜか遠く離れた九州・福岡で暮らしていたこともあるようだ。中学時代の同級生が取材にこう証言した。
「リコは2年くらい前にはなぜか福岡にいましたよ。それこそ成人式にも帰って来なかったし。福岡ではやたらホストクラブに似た“メンパブ”にいるってSNSでアップしてました。お酒を飲むのは好きなんだと思いますが、中学以降は会ったことがないんで詳しくはわからないですね。
中学時代のリコは、おとなしいタイプの生徒からすると怖かったかもしれないですね。背も高くて、圧というか、口調が強いときはありましたので。『テメーこら』みたいなほどじゃないけど、仲よくない子に荒い口調で言うことはありました。
真面目ではないですけどヤンキーとはまた違って、先生に『お前スカート短いからもっと下げろ』と注意されるようなタイプです。当時はショートカットでメイクもしていないし、部活はバスケットボールで頑張っていましたしね。ただ、口は悪いけど手を上げるようなことはなかったので、こんな事件を起こすとは思ってもみませんでした」
別の同級生も内田容疑者の印象をこう語った。
「去年の3月ごろまでは福岡にいたと思いますよ。毎晩、メンズバーとかそういうところだと思うのですが、『男の人と酒飲んでます』みたいな投稿してました。SNSには男の人が悪ふざけで服を脱いだり、たまにポロリしている投稿もあって。それで『福岡にいるから成人式行きたかったけど行けない』ってあげていました。
中学の頃から、怒らすとにらみつけたり、『わたし怒ってます』みたいなオーラを出してくる人でしたね。それでいて後から悪口をぐちぐち裏で言うタイプ。3〜4人のグループで、目立ってはいました。
男に関しても肉食系で、自分から追っかけて告白するタイプ。中学時代は他校に彼氏がいるってよく話していました。そのうちの1人は知ってはいますけど不良とかではなかったですよ。リコは高校時代も旭川駅前のイオンで溜まっていましたが、そのころは髪とかは普通でしたね」