ラッパーみたいな格好をしたヤンチャな男の子と飲みにきて…
福岡から舞い戻った内田容疑者は、旭川の夜の街ではそれなりの存在感を示していたようだ。市内のバー従業員はこう話す。
「ここら辺の繁華街でリコが飲み歩いてるのは有名でしたよ。同世代で遊んでる子で、彼女の名前を知らない子は少ないと思う。それこそ私が働いているバーにも、1年くらい前から週末になると頻繁に飲みに来てたし、お客さんとして何度か話したこともあります。
仕事に関しては、一時期キャバクラで働いてたんじゃないかな。でも、長続きせずに辞めちゃったみたいです。
リコはお酒が大好きなギャルって印象しかないけど、ふだんから口が悪いところはありましたね。ギャルっぽい後輩の女の子とか、ラッパーみたいな格好をしたヤンチャ系の男の子と飲みに来てて、その子たちにはやけに当たりが強かった。
悪気はないんだろうけど、『おいコラ!』とか平気で言ってました。酒グセが悪いわけではなくて、もともと口のきき方が悪いタイプなんだろうなと思って接してました。すぐ近くにあるクラブにも顔を出してたらしいけど、今年に入ってからは繁華街でリコの姿を見かけることもパッタリなくなりました」
旭川随一の繁華街「サンロク街」で働く男性も「リコ」を知っていた。
「あー、リコのことでしょ、知ってるよ。自分はそんなに親しかったわけではないけど、友達がたまに一緒に飲むとかで、その繋がりで知り合った感じかな。とにかく明るいギャルってイメージで、駅前をギャルっぽい友達と歩いていたり、サンロク街を飲み歩いてる姿は何度か見かけたことある。仕事はたぶんキャバ嬢だったんじゃないかな。でも今年の初めごろから姿を見かけることもなくなったので、それ以降はわからないです」
2人の女の接点も動機もまだわからない。ただ、冷たい石狩川に突き落とされた少女が、どんな恐怖と無念さを味わったか。今後の調べや公判で思い知ることになるのだろう。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班