商店街にも轟く金属バットの人気
――辞職届を提出した静岡県の川勝平太知事が新人への訓示で「県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり物を作ったりとかと違って、基本的にみなさんは頭脳・知性の高い方たちです」と発言したというアレですね。
友保 あの仕事の下にまだ漫才師がおるぞ。ほんまに。この世で一番楽な仕事。漁師さんのほうが大変。そもそも漁師さんは早起きですからね。
――でも今日はお二人とも早起きでしたよね。
友保 これが3、4日続いたら俺は人殺してますよ。電車も止めてます。
――そういう瞬間ってあるんですか? ちょっともう漫才するのしんどいな、やめたいな、みたいな。
友保 今朝です。僕6時に起きたんですけど、起きた瞬間ちょっともうやだな、なんでこんな仕事になったんやろ。怖いのが夕方でもそれ思いますからね。夕方でも「行きたくないな、昨日に戻ったらええのに」と。
――ということはいつもですね。
友保 つらいですわ。適度な時間帯などないですね。つらい仕事です。
小林 「明日休み」以外全部じゃないですか。それ以外はずっと「はぁ」ってなりますね。
――明日は大事な賞レースで、今日はルミネでステージに立つ。さきほど会場の後方から見学させてもらいましたが、どんな心持ちでネタをされていたのでしょうか。
友保 ほんまですか? 聞こえてました? あの大爆笑の中、後ろまで声届いてました? 大爆笑、いや極爆笑
小林 爆笑「極み」やな。
――極みってました。あらためて金属バットの劇場人気を痛感しました。
友保 劇場だけなんですかね、果たして。
――どういうことですか。
友保 最近商店街とか歩いてたら、それこそほんまゴッドファーザーみたいにオレンジとかくれますね。「いつも笑かしてもらってるよ!」って。わしの前に出してきた手にチューしてあげて「なんかあったらいうてこいよ」とか、それでパンもろたり。子供もなんか近寄ってきて「お兄ちゃんお花!」って、わしが「勝利のにおいがする、ありがとう」みたいな、いうてますよ。