「サザエさん」の伊佐坂先生は「なろう系」の小説家
――先日配信した【笑点オールスター】の回が好評で、今回は「日曜日の国民的テレビ番組」つながりで『サザエさん』についてお話していただこうかと。
友保 サザエさんはよう見てますよ。
――少し前になりますが、3月11日はカツオの誕生日だったらしいですね。
友保 カツオ、あんな畜生いないですよ。
小林 カツオ、誕生日あったんや。
友保 この間、カツオがサザエさんと喧嘩して、サザエさんのこと「兄さん」って呼びだした(笑)。「こんなに暴れる人はもう兄さんですよ」って、タイ子さんにまで飛び火して大問題になったんですよ。2つの家、炎上して。
――見てますね〜。
友保 録画してまで見てるんでね(笑)。カツオはほんまにクソです。カツオとワカメの部屋に貼ってあるポスター思い出してください。月の絵と解説が書いてあって、上のほうに「MOON」。なんで月の土地について知ろうとしてんねん。
小林 あとあいつらお菓子に命かけすぎてるよな。
友保 「なんだ今日はジュースだけかよ〜」って、ジュース飲めたらええやんか。甘味に命かけすぎなんよ。
――多くの人がサザエさん由来で小説家のイメージは完全に伊佐坂先生になってます。
友保 あれ、おれは一個苦言を呈したい。ツートライブの周平魂が、あいつもめっちゃサザエさん見てるんです。デルマパンゲの迫田も。この前三人で飲む会があったんですけど、しっかりサザエさんの話になって、お互いの意見を交わしたんすけど。俺は伊佐坂先生はちょっとにおうなと。
――どういうことですか?
友保 変でしょう。俺のこの考察が正しければ、伊佐坂先生は「なろう系」の小説書いてんすよ。
小林 異世界転生ものか。
友保 そう、だからお金稼げてないんすよ。ノリスケが適当に言って、原稿はシュレッターにかけてる。で、なんで金稼いでるかっていうと、甚六、せがれね。甚六がいつも家の前で愛車のビートルを整備してるじゃないですか。あのレストアで金稼いでるんじゃないかと。
小林 これね、長年言い続けてる(笑)。
友保 お軽さん(伊佐坂先生の妻)が毎回、フネさんが洗濯物が干してると出てくるでしょ。お軽さんも心にちょっと病気を抱えてる。あれ、フネさんずっと待ってて、それで毎回女学校時代のクラブの話するでしょ。なんかありますよ、伊佐坂家は。