テントの張り方も、スタッフが優しく教えてくれる
受付を済ませて目的のサイトまで移動すると、そこから本格的なキャンプ体験の始まりです。
スノーピークのスタッフがサイトまで運んでくれたレンタル道具の中から、まずはオールインワンテントを広げて設営を行います。
今回貸し出しされたのは、リビングと寝室を1つでまなかえる2ルームシェルターの「ランドロック」(21万7800円)。スノーピークの中でももっとも大きなサイジングで、不動の人気を誇るテントです。
「えっ、自分で建てるの?」と思うかもしれませんが、設営だってキャンプの醍醐味のひとつ。ハンマーやペグの使い方にはじまり、テントの張り方、インナールームの設営方法などを完成するまでスタッフが丁寧に教えてくれます。
スノーピークのテントは初心者でも簡単に設営できるように作られているので、ここで基本的なことをマスターすれば、次からは自分たちでもできるようになるでしょう。
また、今回のように雨だったり、風が強かったりで天候が悪い中ではテント設営に時間がかかるもの。そうした意味でも、スタッフさんが手伝ってくれる「手ぶらCAMP」プランは、特にはじめての人にはぴったりです。
今回は13時ごろから開始し、40分程度で設営が終わりました。そしてその後、テント内にシェラフやテーブル、チェア、LEDランタンセット、焚火台&BBQグリルなどを設置して、食器セットやクッカーセット、キッチンツールを広げれば、一通りの準備は完了です。
そのあとは、翌日のチェックアウトまでフリータイムに。
まずはビールで乾杯するのもよいでしょうし、散歩をしたり、愛犬と遊んだり、お風呂に入ったりしてくつろいだら、夕食の準備です。鍋やフライパンといったキッチン道具は一通り揃っているので、事前に購入しておいた食材を使った料理に舌鼓を打ち、焚き火を楽しみ、ふだんなかなかできない会話をするなどして、自然の中で過ごすひと時の幸せを感じながら就寝しました。
そして翌日は快晴の空の下、朝食をゆっくりと味わい(今回は、直営店内にある「Snow Peak Cafe SHIRAKAWA KOGEN」で朝食を食べましたが、レンタル品のホットサンドメーカーでホットサンドを作るのもおすすめ)、余裕を持って8時30分ごろから片づけをスタート。
今度はスノーピークのスタッフからテントの撤収方法をゆっくりと学び、チェックアウトの10時を迎えました。