キレのある迫力のアクションシーン

アクションシーンが壮絶すぎて救急車出動のハプニングも⁉︎ チ・チャンウク×ウィ・ハジュン×イム・セミら主演俳優が語るクライムドラマ『最悪の悪』の実はコメディな撮影現場_4
左からウィ・ハジュン演じるチョン・ギチョル、チ・チャンウク演じるパク・ジュンモ

9月20日には、配信開始を直前に控えてチ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミが来日し、超タイトなスケジュールの中でインタビューを敢行。撮影秘話から憧れのハリウッドスターまで、和気あいあいとした雰囲気で語ってくれた。

──ドラマではたっぷりとキレのあるアクションを見せてくれます。事前の準備など、どのようにして取り組んだのでしょうか。また、理想とするアクションスターがいたら教えてください。

ウィ・ハジュン 身体的にあらかじめ準備したことは特にありませんでした。僕が演じたギチョルという人物のアクションに関しては、簡潔で、素早いアクションをしたいと思ったので、ボクシングをベースにしています。その時々の状況に合わせて、とても壮絶な、あるいはギチョルの感情を表現できるようなアクションを心がけていました。

アクションスターに関しては、ブルース・リーとジェット・リーが昔から大好きです。子供のころは、友達が漫画を読んだりおもちゃで遊んでいるときに、僕は彼らを真似してアクションをして遊んだりしていたぐらい(笑)。

チ・チャンウク 僕もアクションのために、特に何かを準備したということはなかったですね。それよりも、とにかくその人物がどんなことを思っているのか、内面を深く掘り下げて考えるようにしていました。

アクションに関しては、現場でアクション監督と絶えず多くのことを話していました。ジュンモならではの感情やアクションを最大限見せられるよう、動きを考えたり、息を合わせて作り上げていきました。

憧れていたアクションスターはいません。実は、僕はアクションがあまり好きではなくて(笑)。特に見てきたジャンルではないんですよね。あ、でも、最近見た『サンクチュアリ -聖域-』(2023)の“(日本語で)相撲力士”はすごかったですね! 相撲をアクションと呼んでいいのかわかりませんが、本当に面白く拝見しました。

──イム・セミさんはふたりのアクションを間近でご覧になりましたか? また、第3話以降でイム・セミさんもアクションに挑戦するシーンはあるのでしょうか?

アクションシーンが壮絶すぎて救急車出動のハプニングも⁉︎ チ・チャンウク×ウィ・ハジュン×イム・セミら主演俳優が語るクライムドラマ『最悪の悪』の実はコメディな撮影現場_5
イム・セミ

イム・セミ 私の撮影はふたりよりも遅く始まったので、アクションシーンの現場にはよく行っていました。どういう現場になっているのか気になりましたし、何よりも応援するような気持ちで顔を出していましたね。みんながアクションシーンで動きを合わせたりする様子など、本当にすごかったです。

実は私もアクションシーンがちょっとだけあるのですが、ネタバレになってしまうのであまり言えません(笑)。でも、大変重要なシーンだと思いますので、そこを日本のみなさんにもぜひ見守っていただければ、ドラマを楽しんでいただけるのではないかと思います。