チョン・ヘイン主演のバイオレンス・スリラー『コネクト』
2021年秋に「もうディズニーだけじゃない」を掲げて、ディズニー公式の動画配信サービス、ディズニープラスは新たなブランド「スター」の日本でのサービスを開始しました。
「スター」は、ディズニー・テレビジョン・スタジオ、FXプロダクションズ、20世紀スタジオ(旧20世紀フォックス)、サーチライト・ピクチャーズなどの映画やドラマを提供するコンテンツブランド。
映画や膨大な海外ドラマをラインナップしているだけでなく、韓国や日本など各国のトップクリエイターと協力したオリジナルシリーズも積極的に製作し、話題を集めています。
11月30日〜12月1日の2日間にわたり、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2022」には、日本、韓国、インドネシア、オーストラリアおよびニュージーランドなど、アジア太平洋地域(APAC)のメディア関係者約400人が集結。
1923年10月16日に創立されたウォルトディズニーカンパニー100周年を迎える2023年に向けて、同社におけるAPACの重要性が増していることを肌で感じました。
なかでも、作品数の多さを含め、圧倒的な存在感を発揮していたのが韓国です。
その目玉作品のひとつがバイオレンス・スリラー『コネクト』。ウェブトゥーン(韓国発のデジタルコミック)をドラマ化したものです。
主演は『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』(2018)『スノードロップ』(2021)のチョン・ヘイン。共演は、Netflixドラマ『キングダム』(2019)のキム・ヘジュン、映画『別れる決心』(2023年2月17日公開)のコ・ギョンピョ。
製作は『愛の不時着』(2019)『ミスター・サンシャイン』(2018)など大ヒット作を次々と生み出している、韓国のドラマ制作会社スタジオドラゴンだという点でも話題です。
監督を務めるのは、司会者&キャストたちから「日本の伝説的な監督、世界の巨匠」と心からのリスペクトを一身に受けていた三池崇史。『DEAD OR ALIVE 犯罪者』(1999)『殺し屋1』(2001)『クローズZERO』(2007)『十三人の刺客』(2010)など、思い出すだけでも血が騒ぐようなバイオレンスものの鬼才、オーソリティとして、国内外で高い評価と人気を誇っています。