それぞれの得意を生かして、個人が活躍
──Audireの業務の中で、1番好きなことはなんでしょう?
私、趣味がイラストを書くことなのですが、Audireの展示会に来てくださった方などにお配りしているノベルティのイラストを描かせてもらったことがあるんですよね。
Instagramに「 #忽滑谷イラスト 」を載せているのですが、ただの趣味だったものがプロジェクトの中に組み込まれて、世の中に発信されることはすごく自信になりました。
──素敵です! どうしてノベルティのイラストを描くことになったのでしょうか?
会議を重ねる中で、ひとりひとりの個性や得意なことを生かしていこうという風潮ができたんです。先ほど話したようにアナウンス部員同士の仲が良いこともあって、誰が何を得意かは自然と把握し合っているんですよね。
だから自然と「これやります!」とか「〇〇ちゃん、これお願いしていい?」って。私はイラストですけど、事務処理能力が高い先輩で撮影申請をサクサクしてくれる先輩もいて。自分が得意なことをAudireのために、みんなが還元しているんです。
──そうなんですね。実際に仕事としてイラストを描くことをやってみての感想を教えてください。
自分の描いているイラストのテイストとAudireのコンセプトの着地点を探すのが、ものすごく楽しかったです。
普段の私は海が大好きで、そこからインスピレーションを受けることも多いのですが、Audireはそれよりもフェミニンなテイストなので、南国っぽくなりすぎないよう上品な小ぶりのお花を描いてみました。
──そうなんですね。
というのも第一稿をあげたときは、完全に私のテイストになってしまっていたんですね(笑)。それだと“私のイラスト”になってしまうので、プロジェクトのメンバーに意見を聞いて、それを取り入れるということをしました。
その結果、みんなで描いたイラストになったことが、私はすごく嬉しくて。完成したときの喜びはひとしおでした。
──今後、Audireでの活動をきっかけに、実現していきたいことを教えてください。
今はアパレルに特化し、女性アナウンサーが表現する、声を届けるということをやっていますが、今後はアパレルだけじゃなく、それぞれの個性や強みをもっともっと発信していけたらなと思っています。
視聴者のみなさんがまだ知らないような一面をたくさん出していって、自分の武器にして働いていけるようになりたいです。
女性アナウンサーがそうやって活動することで、女性が活躍できるという風潮が社会全体に広がっていけばいいなとも思っています。
取材・文/於ありさ 撮影/石田壮一 ヘア&メイク/尾古夢月
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