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“ファミスタの父” 岸本好弘さん。現在はゲーミフィケーションデザイナーとして活動し、ゲーム要素を使って日常生活を変えていく取り組みに力を注ぐ
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プロトタイプはプログラミングだけでなく、グラフィックなどもすべて岸本さんひとりで制作。当初は『ファインプレイ』というタイトルだったが、家族で遊べるナムコの「ファミリーシリーズ」の第一作として『プロ野球ファミリースタジアム』に改題
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開発中はデバッグ作業と称して、開発部員間でよく対戦していたが、あまりに盛り上がるので部署内で“ファミスタ禁止令”が発令。「これで売れると確信できました」(岸本さん)
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阪神は86年シーズンも主軸の掛布雅之が骨折して成績不振に陥るなど3位に終わっていが、「単発作品のつもりだったから、選手データは最新というわけじゃなかった。初代のみ『おう』『やすだ』といったOBをモデルにした選手を登場させたのもドリームチーム的なイメージでパラメータを設定していたから」(岸本さん)