「飲酒運転は駄目、ゼッタイ!!の巻」(ジャンプ・コミックス第155巻収録)
今回は、飲酒運転撲滅のため、新葛飾署の総員を挙げての禁酒月間がスタート。「バッカス両津」の異名を取るほど酒好きの両さんが、悪戦苦闘の日々を送るお話をお届けする。
そんな中、両さんは本作中盤でトラックにはねられて、おそらく数100メートルほど空中を移動している。車とぶつかった人間がそんなに跳ぶかどうかはさておき、普通なら当然即死ものだ。だが両さんの場合、頭に絆創膏というお約束のスタイルで立ち上がっている。
そう、両さんは『こち亀』全編にわたって、実によく車にはねられているのだ。数ある「はねられシーン」から、数例を挙げてみたい。
お約束コントのような見事なはねられっぷり!
まずは連載最初期の一コマから。自転車のよそ見運転をしていて対向車にはねられ、ベタベタのギャグポーズを取りながら吹き飛ばされる。
「この世を華とするために…の巻」(ジャンプ・コミックス第3巻収録)
はねられてジャンピング出勤!
愛車・千鳥(官給品の自転車)での出勤中、トラックにつかまって楽をしていた両さんだったが、やがてトラックが猛加速。慌てて手を離すが対向車線から来た別のトラックにはねられてしまう。宙を舞った両さんは、芸術的なまでのジャンプで派出所にイン!!
「ミスター・ズウの巻」(ジャンプ・コミックス第14巻収録)
子どもたちをかばって車にはねられる!
高級車で乱暴な運転をするドライバーから子どもたちをかばってぶつけられる! 我が身の危険を顧みずに子どもを助ける姿は、まさに主人公!
「マリアのマイカーの巻」(ジャンプ・コミックス第173巻収録)
それでは次のページから、両さんが車にはねられながらも禁酒に努力するお話をお楽しみください!!



















