第9位
なんちゃってカーボンの自転車ホイール

Riderz Cafe 700C X5フロントホイール(マットブラック)

僕はもうかれこれ15〜6年、ビアンキの「ピスタ」というピストバイクを愛用している。
長年にわたって少しずつカスタムをしていて、特に春先の暖かい季節になると、これからの自転車最適シーズンに向けて、“いじりたい欲”がむくむくと湧いてくる。

今年の春先に施したカスタムは2箇所。
使いにくかったブルホーン型のハンドルを外し、緩いドロップ型のハンドルに変更したのと、少し歪んでいたフロントのアルミスポークホイールを外し、バトンホイールと呼ばれる太い構造体のものに変更したのだ。

本気の自転車乗りが選ぶバトンホイールはカーボン製で非常に軽いものなのだが、僕が買ったやつはアルミニウムマグネシウムという合金製で、結構な重量がある。
走りを追求するなら当然、極軽量のカーボン製がいいに決まっているのだが、良いものだと10万超えは当たり前の世界で、街をちんたら走るだけの僕にはもったいない。
で、この1本約1万5000円の非・カーボン製バトンホイールにしたのだが、見た目だけはめちゃくちゃカッコよくなって、たいそう気に入っているのである。

ヒンジレス眼鏡にGUにマスタード…元『smart』編集長・佐藤誠二朗が、2022年に心底買ってよかったモノBEST 10_2
前より重くなったけど、格段にカッコよくなった

第8位
いい香りの男性用グルーミングバーム

PROUDMEN.グルーミングバーム全身クリーム[グルーミング・シトラスの香り]

年齢を重ねるとともに肌の潤いがなくなってきており、特に空気が乾燥する冬はスキンケアクリームが手放せなくなった。
以前は妻や娘が使っているクリームをこっそり拝借していたのだが、どうもそれは女性用のお高いものらしく、非難がましいような目を向けられたり、はっきり「使わないで」と釘を刺されたりするようになった。

で、現在はこの男性用のグルーミングバーム、PROUDMEN.シリーズを自腹で買っている。
いくつかある香りの中で僕が好きなのは「グルーミング・シトラス」。

香水ほど強くなく短時間で飛んでしまうのだが、強烈なフレグランスの香りを常に漂わす男もいかがなものかと思うので、僕にはちょうどよく感じる。
ただし値段は同じ容量のニベアクリームの10倍以上なので、普段はニベア、外出時はPROUDMEN.と使い分けている。

ヒンジレス眼鏡にGUにマスタード…元『smart』編集長・佐藤誠二朗が、2022年に心底買ってよかったモノBEST 10_3
ベタつかず、香りも控えめなので仕事のときでも使える