ドラマ好きになった原体験は「北の国から」

――入社当時からドラマに携わりたいと思っていたとのことですが、なぜドラマがよかったんでしょうか?

高校生の時に『北の国から』のスペシャルドラマを見て衝撃を受けて、そこからレンタルビデオ屋に行って、スペシャルドラマシリーズになる前の連続ドラマの初回から全部見たんですよ。ものすごい衝撃を受けました。五郎さんや純くん、螢ちゃんが本当にこの世界にいるんじゃないかと思わせるような、あのリアリティがすごく好きで。

現在放送中の『silent』では世田谷代田 、(2016年に放送した)『いつ恋』では雪が谷大塚に思いを馳せてくださるファンの方が多いのですが、それは僕が『北の国から』を見た時に感じた「富良野に行ったら、純くんと螢ちゃんがいるかもしれない」と想像した経験が元になっている気がします。

――なるほど。『北の国から』はフジテレビのドラマですが、就職活動中、フジテレビは受けなかったのでしょうか?

もちろん受けました。でも、落ちました。当時全盛期だったトレンディドラマよりも、『北の国から』に熱を持っていた僕はズレていたのかなと。「『北の国から』みたいなドラマを作りたいんです!」と語れば語るほど、面接官との間に溝が生まれていたのかもしれません(笑)。

――そうだったんですね(笑)。日本テレビではドラマ『14才の母』(06年)で社会現象を起こした村瀬さんですが、フジテレビに転職したのはなぜだったのでしょうか?

会社に不満があったとか、そういうわけでは全くないんです。日テレでドラマを何本かプロデュースさせてもらって、違う場所で自分の力を試してみたくなったんですよね。当時のフジテレビドラマは圧倒的に強かったですから。キャスティング力もあり、お金と時間をたっぷり使って豪華な作品を作るフジテレビという場所で、日テレで鍛えられた企画で勝負する力を発揮してみたいなと思ったんです。

きっと、僕のようなドラマの作り方をする人がフジテレビにはいないだろうから、もしも活躍できたらおもしろいんじゃないか。そして僕自身もフジテレビでドラマ作りを学びながら、誰も作ったことのないドラマ作りにチャレンジしたいと思ったんです。


取材・文/於ありさ 写真/石田壮一 

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