発達障害がある妻・ナナトエリ氏と夫・亀山聡氏の共作によるコミック『僕の妻は発達障害』(新潮社 月刊コミックバンチ連載中)を原作にしたドラマ『僕の大好きな妻!』(東海テレビ・フジテレビ系毎週土曜23時40分〜)が6月4日(金)よりスタートする。

同作は、漫画家アシスタントの悟との新婚生活の中、違和感を覚えた知花が発達障害の検査を受け、自分の特性と向き合おうと前向きに歩き始めるという物語。主人公、知花を演じるのは、今回が連続ドラマ初主演となる、ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)のリーダー・百田夏菜子だ。

今回は、同ドラマの放送を控える百田に本作の魅力や、自身のキャリアについて話を聞いた。 

連ドラ初主演の百田夏菜子「なぜか既婚者の役が多くて不思議なんです(笑)」_1

連ドラ初主演の百田「ももクロとしての目標も叶った」

ーー今回が連ドラ初主演の百田さん。周りの方からの反響を教えてください。

友達や事務所の先輩、後輩、たくさんの方から連絡をいただきました。他のお仕事の現場でも「ドラマを楽しみにしてるよ」と声をかけてもらうこともあって嬉しいです。

ーーももクロのメンバーの皆さんは、どのような反応ですか?

メンバーのみんなも楽しみにしてくれています。今回、私たちがドラマの主題歌を歌わせていただいているんですけど、グループを始めたときから「いつか誰かがドラマに出演した時に、自分たちで主題歌を歌うことができたらいいね」って何度も話していたので、ももクロとしての目標が叶ったことも嬉しいです!

ーー百田さんが演じる知花は発達障害を持つ妻という難しい役どころですが、役作りのために意識されていることはありますか?

発達障害は100人いたら100人違うと言われているのですが、私が演じた知花は人の気持ちを汲み取ることや、考えながら言葉にすることが苦手なんですね。だから、セリフを言うときに「どうしようかな」と思い浮かべるのではなく、台本を読んで感じたことを素直に口から出すよう意識しています。

ーー実際に知花を演じてみての感想を教えてください。

基本的にすごく明るい子なので、演じていてパワーをもらうことがたくさんあります。ただ、お家の中で階段を駆け上がるシーンがたくさんあったり、あまりにもエネルギッシュで台本の知花のパワーについていけなくなりそうな時もあるんです。だから、楽しくもありつつ、頑張らなきゃなと思っています。 

連ドラ初主演の百田夏菜子「なぜか既婚者の役が多くて不思議なんです(笑)」_2