若者はスマホで視聴。“出会いバー”で「見せてー」って…
18時40分頃、続々と警察車両が到着し、DJポリスが使用する車両も準備。警察官も続々と集結し、警戒を強めていた。
19時のキックオフ時には、主なスポーツバーやクラブは既に寿司詰め状態、路面店のバーでは店外にまで人が溢れ、日本代表の勝利を願っていた。
一方で飲食店に入らず、ベンチや植込みに座り、スマホで「Abema TV」の中継を観戦する若者も多く見かけた。
「未成年でお酒も飲まないのでスマホで見ています。ウンチク話すおじさんとはからみずらいし…。日本が勝ったら、ハイタッチしにセンター街にでようと思います」(17歳・高校生)
「アベマのほうが、どこでも見られるからアベマで見ています。本田選手の解説が分かりやすいのも魅力です」(24歳・会社員)
19時50分ごろ前半戦が終了するも、試合は0―0。FIFAによると日本の前半のシュート数は2本、ボール支配率は37%だった。
いっぽう若い男女の“出会いのバー”で知られる「パブリックスタンド」前では、多くの男女がスマホを片手に“もう一つの攻防戦”がおこなわれていた。
「店が混んでいてなかなか入れません。でも前回のドイツ戦のときは、こうやってスマホを見ていたら『見せて~』といって女の子から話しかけてきたんです。その子とは翌日ご飯に行きました。“ゴール”まではできませんでしたが、今日も期待しています」(21歳・会社員)