超攻撃的布陣で大量得点を狙う!
日本の決勝トーナメント進出に向けては、2戦目の結果が重要になる。勝点3を獲得することはもちろん、なるべく大量得点を奪いたい。コスタリカは堅守がウリだろうが、2014年大会で名を売ったGKナバスが健在だろうが、勝負をかけるとすれば、このゲームだ。1戦目、3戦目に比べ、この2戦目は日本の攻撃力を優先した布陣になる。
大空翼のトップ起用には疑問符がつくかもしれない。しかし、バリバリのCFだった小学生時代の素質をこの試合では買いたい。また、翼をトップ起用することは、チームへの「大量得点で勝ちに行く」というメッセージにもなる。
本来FWの新田には持ち前のスピードでサイドを切り裂くことを期待。左サイドの松山は日本代表に入って以降守備的ポジションで定着してきた選手。しかし、ふらの中時代は中盤で攻撃の起点になっていた。
選手が密集する中央からの「イーグルショット」が多かったが、マークも薄く、よりゴールに近い位置から放つことで得点の可能性を高めたいところだ。2列目で並ぶ岬とはふらの小学校の頃から意識し合ってきた間柄で「ツインシュート」も期待できる。