SNSをやめれば、生活コストは下がるのに…

年収1000万円なんていらない。「資本主義のラットレース」から抜け出すたった1つの方法_3

他人の評価を気にしないというのは、圧倒的にお金を稼ぐことに比べれば簡単だと筆者は考えています。
とはいえ、「どういう人でありたい」「どう生きるのか」を考えたことのない人にとって、これはこれで難しいことかもしれません。他者評価に依存する人は大抵どうありたいかを考えておらず、答えを自分以外に求めています。

その答えの1つが広告です。

スロべニアの哲学者・スラヴォイ・ジジェク(73歳)は「現代人は足りないものを教えてくれる人を必要としている。だから広告が現代社会に欠かせないのだ。教えられて初めてもっと欲しいという意欲が出てくる」といっています。

SNSは一人一人が広告の役割を果たせるので、SNSを見て自分に足りないものを探し、消費活動に励み、それが資本主義を発展させているのでしょう。だからこそ、他者評価の世界から降りるためにはSNSをやめればいいのです。

またSNSをやめることで生活コストが下がる人が多いでしょう。「映える」という言葉は見せびらかし消費以外の何者でもありません。

簡単な数式にするなら、「手取り収入―消費―貯蓄=見せびらかし消費」です。見せびらかし消費が減って消費が増えなければ、貯蓄が増えます。