冷やかし・配信系の参加は認めない

22時半前、東新宿駅に到着し、職安通り沿いの集合場所へと向かう。
その時点で既に「参加者が集まり過ぎて警察が来ている」という情報がTwitter上に出ており、「参加者の締め切り時間を早めるかも」という運営側のTweetも流れてきていた。
恐るべきZ李氏の影響力である。

集合場所付近に近づくと、歩道に並ぶ長蛇の列が見える。急いで最後尾まで歩くと、少なくとも自分の前には50人以上が並んでおり、日当が配布されるという先着30名には残念ながら入れなかった。

謎の巨大ネズミを捕獲せよ! Z季の「#歌舞伎町巨大ネズミ捜索隊」に参戦してみた!_2
捜索開始前の長蛇の列
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当初「最初の集合にZ李氏が現れるのではないか?」と少しだけ期待していたものの、それらしき人物の姿は見えず、彼の部下だと思われるスタッフの方々がこの捜索隊を取り仕切っているようだった。

参加者たちの外見をチェックしてみると、大きな虫取り網を手に持った者や、ネズミを撮影するためのビデオカメラを装備しているグループ、ミッキーマウスのような全身コスプレをしている者など、それぞれの「戦闘服」に身を包んでいる。

Z李氏が事前に「冷やかし・配信系の参加は認めない」という旨のTweetをしていた効果もあるのだろうか。大半は、おふざけ気分ではなく本気で臨んでいることが、その表情や格好から見て窺えた。
普段あまり人通りがなさそうな道に、謎のやる気に満ちた人々が大挙していた。