「事件後にメガジョッキでお酒を飲んでいたんだ」
櫻井容疑者が逮捕されるまでには、事件発生から数日間の空白があった。
「被害女性の唇が縫い合わされ、会話ができない状態に置かれた犯行時刻から、女性が自宅を脱出して近隣の商店へ駆け込み、SOSを発信するまでには約24時間が経過していました。
その後、警察が保護して病院へ搬送され、逮捕状を執行するまでにはさらに数日を要しています。櫻井容疑者は現在も容疑を否認していますが、警察は日常的な暴行の有無についても慎重に捜査を進めています」(捜査関係者)
櫻井容疑者は事件直後にその場で身柄を拘束されたわけではなく、通報から逮捕に至るまでには数日間のタイムラグがあった。事件後も櫻井容疑者は逮捕直前まで、何食わぬ顔で日常生活を送っていたことになる。
救出された被害女性の腕や脚には、あざのように変色した痕が複数確認されており、警察は日常的な暴行の可能性を視野に9日夜も2回目の家宅捜索を行なっている。この「逮捕までの数日間」の櫻井容疑者の行動には、周囲も困惑を隠せない。
「細かい日付は身バレするから言いたくないけど、俺、あの事件が起きた後にマコ(櫻井容疑者のニックネーム)と一緒に飲んでいたんだよ。今思えばゾッとするよ」
そう話すのは、犯行の数日後に櫻井容疑者と時間を共にしていた地元の知人男性だ。男性は、逮捕直前の容疑者の様子をこう証言する。
「その日のマコは、普通に笑ったりもしていて、メガジョッキでお酒を飲んでいたんだ。あいつ自身は、今回の事件を重く受け止めているようには見えなくて、ただの『きょうだい喧嘩くらいの感覚』でやったんじゃないのかな。
あいつの家にいた被害者の姉妹について、『もの凄い大食らいで食費がかかってしょうがねえ』って、その日も平然と愚痴をこぼしていたからね。同居していた被害女性を含む姉妹が車の事故などをしたため借金が数百万円規模にふくらみ、手を焼いていた、とも話していたけれど、口を縫いつけたことには一切触れなかった」













