バフェットの「見事すぎる」投資判断
現在の熱狂の外側で、まったく別の景色を見ていた男がいる。ウォーレン・バフェットである。
バフェットが日本で買ったのは、AI銘柄ではなかった。派手な新興企業でもなかった。彼が静かに、しかし徹底して買い進めたのは、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅という、日本を代表する総合商社だった。
そしてさらに、東京海上ホールディングスへの投資と戦略提携に踏み込んだ。いま振り返ると、この判断は実に見事だった。まるで、これから世界がどういう時代に入るのかを、先回りして見ていたかのようである。
総合商社とは何か。古い言葉で言えば、「ラーメンからミサイルまで」と揶揄された存在である。












