体育会系の部活のようなグラビア現場
──ダイエットを通じて「タンクトップがかっこよく着られるようになった」ということですが、露出が多い服は「いやらしく見える」気がして苦手な人も多いと思います。どうすればかっこよく着こなせますか?
MEGUMI(以下同) 運動が大事だと思います。筋肉がないと「なまめかしく」見える。それが「いやらしさ」につながるような気がします。
本でも書きましたけれど、食事でやせて、運動で形を作る。筋肉と比例して自信もつくので、「露出して大丈夫かな」という罪悪感や違和感も、かなぐり捨てられる気がします。そういう心の迷いは、他者に伝わるものだと思う。
──グラビア時代は、肌の露出に対しての意識は今と違いましたか?
最初こそ恥ずかしさがありましたが、だんだん感覚が麻痺していきました(笑)。若い時は胸ももっと大きかったんですけど、ミニスカに水着に、ユニフォームのように布の少ない衣装を着ていた感じ。
私がいたグラビアの現場は女性スタッフが多かったし、右向いて、左向いて、振り返ってと段取りが多くて、色気なんて何もない。こっちはやることだらけで必死。「もっと胸が大きく見えるようにするにはこうだ」とか、「ウエストが細く見えるにはこうだ」とか。楽しかったですよ、体育会系の部活みたいな雰囲気で。
──でも「男性に見られる仕事」として、危ない目にもあったのでは。
危険はいっぱいあったと思います。セクハラまがいのことも当然あったし、流されそうになることもあった。所属していたイエローキャブは事務所の雰囲気がすごくよくて「強く生きろ! 絶対に抱かれるな」と教え込まれました。飲み会に誘われて断れない時は、相手を酔っ払わせてタクシーに乗せて、自分は家に帰るみたいな(笑)。
本当にいい会社でした。精神面でもプロフェッショナルとしても教育をしてもらった。グラビア出身の女優さんってかっこいい人が多いと思うんですけど、あの環境で自分を守り続けてきた強さから来てると思うんですよね。身体を動かしていれば、心も強くなって、いろいろな障害を跳ね返せるなというのは、実感としてありますね。
──若い頃と今とで、自分の見せ方への意識は変わりましたか?
若い時はとにかく露出していればいい、みたいな感じで、知恵も何もなかった。今は骨格診断もするし、似合う色も把握しているし、どこを鍛えると綺麗に見えるかもわかってきた。44年間のトライ&エラーがあったからこそ、自分の答えが出てきた感じです。それこそ、年を重ねる醍醐味なのかも。














