「レンタカー手配はソフトテニス部だけでなく他の部でも昔から行われていた」

6日朝の事故はマイクロバスが道路脇に突っ込み、車体を貫通したガードレールが直撃し車外に放り出された北越高校男子ソフトテニス部の3年生・稲垣尋⽃(ひろと)さん(17)が死亡する悲惨なものだった。

福島県警が過失運転致死傷容疑で逮捕した運転者の無職・若⼭哲夫容疑者(68)=新潟県胎内市=は蒲原鉄道の営業担当者・金子賢二氏が知人から紹介を受け、初めて会った日に運転席に座らせた人物だ。バスも金子氏が自分の免許で借り出したレンタカーだった。

事故を起こしたマイクロバス(写真/共同通信社)
事故を起こしたマイクロバス(写真/共同通信社)
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信じがたい状況に対し蒲原鉄道の茂野一弘社長は、高校から貸切バスでなくレンタカーを使い、ドライバーも紹介してほしいとの依頼を受け、業務ではない“サービス”として行なったと説明。金子氏も「部活の顧問」から「安いもの」で済ませるよう求められたと主張した。

これに対して高校側は7日に灰野校長が会見し、「こうした発言はしていないと(顧問から)確認している」と蒲原鉄道の言い分を否定した。

この対立の中、蒲原鉄道にかつて勤務したA氏は、

「蒲原鉄道が北越高校の仕事を受けるようになって20年以上が経ちますが、今回のようなレンタカー手配は今回乗っていたソフトテニス部だけでなく他の部でも昔から行われていた」

と証言した#3

国土交通省もレンタカー手配が行なわれていたことを確認したなど、蒲原鉄道が主張する状況があったことをうかがわせる報道が続出している。

7日に行われた私立北越高校の会見(撮影/集英社オンライン)
7日に行われた私立北越高校の会見(撮影/集英社オンライン)