「逮捕」の一報を受け母親は…

親子の会話は「うどんを頼むよ」「納豆を買ってきて」といったような最低限の会話だけだったが、光熱費や食費は主に年金暮らしの母親持ちだったという。

「料理は自炊していました。ラーメンなんかも本格的にこだわって作っていたみたいで、レシピもちゃんと書き残してあるんです。出汁の丸鶏とか、砂糖、一味、ラード、醤油とか……そういうふうに細かく書いて、冷蔵庫にメモを貼り付けていました」

定職につかず、母親の金を頼り、自宅の敷地内に「離れ」をつくった“子ども部屋おじさん”。そんな息子のことを母親は、逃走を続ける最中も想い続けていた。

「あんなことをしたことは申し訳ないと思っています。早く大きなトラブルなく解決されて、大きな反省をしてほしい」(高林容疑者の母)

高林容疑者(撮影/集英社オンライン)
高林容疑者(撮影/集英社オンライン)

そんな取材から、その3時間後、高林容疑者は逮捕された。母親にあらためて逮捕後の心情を聞いた。

「まずは安心いたしました。(これ以上)人に迷惑をかけたり、嫌な思いをさせたり、人にけがをさせたりしないで済んだということについて感謝いたします。(捕まった)千葉県の習志野はまったく心当たりがありません。息子に伝えたいことは…(約20秒の沈黙の後)…彼自身の人生でこういうことがもうないような人生になってほしいと思います」

母親の想いは高林容疑者に届くのか。

福生警察署に移送される高林容疑者(撮影/集英社オンライン)
福生警察署に移送される高林容疑者(撮影/集英社オンライン)

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班