5月上旬までに追起訴が予定されている

原田被告は、静岡市歯科医師会の理事を事件直後の2月まで務めており、行政の「障害支援区分認定等審査会」の委員にも委嘱されていた。2月にようやく家族を通じて、理事の辞任届と市の歯科医師会の退会届を出したという。

市歯科医師会の幹部は憤りを隠さない。

「今回の事件を受け、静岡市では事件後に静岡市歯科医師会所属の歯科医師に対して、文書を出し、注意喚起を行いました。特に『絶対に患者さんと二人きりになるような状況はダメ』と厳しく伝えました。

密室で二人きりになってはいけないという業界の鉄則は普通、研修時代徹底的に叩き込まれるのですが、今回は改めて念を押すという形です。なにより、今回の事件は歯科医師と患者さんとの信頼関係を崩す、あってはならないものです」

原田被告は5月上旬までに追起訴が予定されている。捜査関係者によると、「余罪がいまも複数あり、再逮捕の可能性は高いと言える」という。

歯科医師という立場を悪用し、性欲を満たすために次々と女性患者を恐怖のドン底に陥れた被告の責任が、今後厳しく問われることになる。

現場となった歯科医院(撮影/集英社オンライン)
現場となった歯科医院(撮影/集英社オンライン)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班