福祉の仕事に就いていたはずが…

母親が女手一つで育てた母子家庭。まみ容疑者の同級生は「母親は本当によく頑張っていたし、彼女も母親を困らせながらも中学までは一生懸命やっていた」と証言する。

一方で、同級生の目には、こんな家庭の影が映っていた。

「小学校の時は、服が毎日同じようなことがあった。小中学生はそういうことに敏感な時期なので、周囲から少し距離を置かれているようなところがあった」

死亡した真稀さん(左)と妻のまみ容疑者(本人SNSより)
死亡した真稀さん(左)と妻のまみ容疑者(本人SNSより)

中学校卒業後はまみ容疑者は県内の私立高校へ進学。しかし、この時期が彼女の人生の大きな転換点となったようだ。まみ容疑者は、進学した高校を1年足らずで中退した。近隣住民は、その頃からの彼女の「変貌」を鮮明に記憶している。

「高校を辞めた頃から、素行が良くない印象に変わった。家の前には車高の低い車や、大音量で音楽を鳴らしたイカつい車やバイクが止まり、人の出入りも激しくなった」

同級生も同様の印象を語る。

「荒れたのは高校に入ってから。キャバクラで働いているという噂も聞いた。メイクも派手になり、夏場には露出の高い服を着て、刺青も見えていた」

かつての“恩師”は高校中退後、京成線・千葉中央駅近くの居酒屋でアルバイトをしていたまみ容疑者と再会したことがあった。

「通りかかったら彼女が店から飛び出してきて、私を呼び止めてくれた。私を慕ってくれていたんだなとうれしかったが、その後、お母さんから福祉の仕事に就いたと聞いて安心していた。刺青を入れたり、こうなったりするとは全く思っていなかった」

黒川家と交流のある真稀さんの妹の知人によると、事件当夜、まみ容疑者は昼間から酒を飲んでいたという。真稀さんが寝室へ戻った直後、一度隠された包丁とは別の刃物を持ち出し、制止する義妹を突き飛ばして凶行に及んだ。

中学時代から「キレやすかった」ギャルママは今何を思うのか――。

まみ容疑者(知人提供)
まみ容疑者(知人提供)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班