ただただ波に乗るような生き方
――ルワンダ生活で驚いたことはありますか?
ルワンダは紅茶の輸出が盛んで、私もよく飲むんですが、ある日に現地の友人を家に招いてストレートティーを出したところ、「あなたの家は貧しいの?」と真顔で聞かれました(笑)。
じつはルワンダでは紅茶はミルクを入れるのが基本。牛は豊かさの象徴なので、牛乳を入れることで「お客をきちんともてなしている」ことになるんです。逆に、ストレートティーには「貧乏人の紅茶」というニックネームがついてます。つまり「ミルクを入れられないほど貧しい」というニュアンスになるんです。
――なるほど……予想外なトラップですね(笑)。今後のご予定などはありますか?
自分でなにかを決めるというより、ただそこに来た波に乗る感覚で生きています。移住して1年ほどで、長期的な目標を立てるのをやめました。代わりに波が来たらすぐ乗れるように心構えをしているという感じでしょうか。今後、日本に戻るかもしれないし、別の国に行くことになるかもしれないし、ルワンダに残るかもしれない。そのときの流れ次第ですね。
文/おか けいじゅん
写真提供/masakoさん
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