2026年2月、反響が大きかった人気ニュース記事ベスト5。
第1位は、共働きの家庭を悩ませる「朝の小1の壁」問題についての記事だ。出勤時間から小学校の校門が開くまで子どもの居場所がないという問題で、高崎市が朝7時に校門を開ける解決策を考えたが、現場からは反発の声が上がっている。詳しく取材した。第2位は、飯能で起きた一家殺害事件の裁判傍聴の記事だ。第3位は人気ラーメン店で起きた騒動の記事、第4位は保育士による卑劣なわいせつ事件の記事、第5位は大津市が「幼稚園の先生の給与を下げる」ことにした背景に迫った記事だ。
第1~5位のランキングは以下の通り。
第1位
高崎市「小学校7時開門」で校務員が次々と退職…「教員の人権を無視している」と現場は激怒、教職員組合も猛反発する「朝の小1の壁」対策
第2位
〈飯能一家殺害事件〉「なんでもしますから、お願いします」命乞いをする被害者に斧を振りかざし惨殺…過去に不起訴になった無職男は「えー…知らないことです」争われる責任能力【裁判傍聴】
第3位
〈埼玉・人気ラーメン店で迷惑客トラブル〉「毎日来て嫌がらせするからな」泥酔客が退店を求められ大暴れ…仲間10人を招集、横揺れダンスポーズで警察を挑発
第4位
〈新宿・変態保育士〉小学生の息子が突然「オレのをなめろ」…問い詰めると「先生が教えてくれたの」洗脳、わいせつ、ストーカー…抵抗すると「ぶっ飛ばすぞ!」卑劣すぎるその手口とは
第5位
「違う。逆。保育士の給与を上げるんだ」待機児童数全国ワーストの大津「幼稚園教員“賃下げ”で炎上」市の狙いは人材流動化も…現場は離職危機
↓以下記事本編
2022年のクリスマスの朝に埼玉県飯能市の住宅で男女3人が殺害された事件の裁判員裁判が2月16日、さいたま地裁(井下田英樹裁判長)で始まった。衝撃の事件から3年余。現場近くに住む、斎藤淳被告(43)=殺人の罪などで起訴=が裁判で語ったこととは―。
弁護側は「無罪」を主張
2022年12月25日の朝。「飯能のビバリーヒルズ」とも称された閑静な住宅街に、必死の命乞いをする女性の叫び声が響き渡った。犯人はわずか60メートルの距離に住んでいた男。突然のクリスマスの惨劇から3年余り後にようやく開かれた初公判の直前、
被害者一家と面識のあった近隣住民はこう肩を落とした。
「温厚そうな方たちでトラブルを抱えているような感じは一切ありませんでした。なんで殺されなければならなかったんでしょうか……」
事件は2022年12月25日朝、飯能市美杉台の住宅でビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん(当時69歳、米国籍)と妻の森田泉さん(同68歳)、長女の森田ソフィアナ恵さん(同32歳)が殺害されているのが見つかり、埼玉県警が近くに住む斎藤淳容疑者(同40)を殺人などの疑いで逮捕。さいたま地検が殺人や非現住建造物等放火の罪などで起訴していた。
初公判に臨んだ斎藤被告は、水色のダウンジャケットに黒色のズボン姿。入廷してくる傍聴人たちに目を配ることなく、やや下を向き座っていた。検察官の起訴状朗読の後、裁判長に「あなたの言い分を述べてください」と促された斎藤被告は、か細い声でこう述べた。
「えー……知らないことです」
弁護側は犯行時に、斎藤被告が統合失調症を罹患していたことなどから、「精神疾患の圧倒的な影響があり、責任能力はなかった」と強調した。













