「力による支配」に日本はどう立ち向かうか」

「力による支配」と「アメリカ・ファースト」のディール。これがトランプ2.0の世界だ。日本はどう立ち向かうべきか。

高市総理の「台湾有事は存立危機事態になりうる」との発言は、中国によるレアアースの輸出規制という報復を招いた。「もうアメリカは(無条件には)助けてくれない」という前提で韓国、フィリピン、オーストラリアなどと多角的に連携し、対峙するしかない。

同時に、相手は独裁国家だ。1月23日召集の国会冒頭では衆院解散も取りざたされている。安倍政権で外交安全保障の中枢にいた元幹部は、自らに言い聞かせるようにこう語った。

「世界は弱肉強食の帝国主義時代に戻りつつある。日本にも強い政権が必要だ。高市氏は、かつての安倍氏のように選挙で大勝することで、まず自らの『力』を見せつけるしかない。中国寄りの姿勢を見せる野党を次の選挙で徹底的に打ち負かすほどの覚悟を示して戦うべき時だ」

文/長島重治