「レモンのプレゼント!の巻」(ジャンプ・コミックス第137巻収録)
今回は、超神田寿司の次女・擬宝珠檸檬(ぎぼし・レモン)が、祖母の夏春都(ゲパルト)の誕生日プレゼントを自作しようと頑張るお話をお届けする。
檸檬は夏春都の誕生日プレゼントに、祖母が懐かしむ和菓子をもう一度味わってもらいたいと思い、両さんの同僚にして京都の名家の娘・磯鷲早矢(いそわし・はや)に協力を請う。そしてふたりで、夏春都の記憶の中にある味を再現しようとするのだが……。
檸檬が自作しようとするのは、「きんつば」。粒あんを寒天で固めて、小麦粉の生地で包んで焼いたものだ。なお、もともとは小麦粉でなく上新粉(米粉)を使っていた。芋や栗などを練り込んだものも存在する。
表面の生地が焼かれており、かなり固めに作られていることから、ほとんど同じ材料から作られる「羊羹」とは、かなり食感が異なる。
本作中で語られているように、「つば」は刀の「鍔」に似た形をしていることを示す。つまり、昔は丸い形状をしていたのだ。だが表面を焼くには四角い方が都合よく、現在では四角いものの方が多いようだ。
ついでに、「きんつば」や「羊羹」に似た菓子「ういろう」についても述べておこう。
これは米粉もしくは小麦粉、地域によってはワラビ粉を主な材料にしている「蒸し菓子」で、プリプリ、モチモチとした食感だ。
それでは次のページから、幼い女の子の、祖母への愛情が詰まった和菓子「きんつば」の物語をご賞味ください!!



















