「懐かしのビッグワンの巻」(ジャンプ・コミックス第200巻収録)
今回は、お菓子に玩具が付いた商品「食玩」の代表格「ビッグワンガム」のパチモノを発売する両さんの儲け話をお届けする。
ビッグワンガムは本物に似たスケールモデルを菓子と一緒に封入した食玩の元祖的な商品だ。その説明は本作中で詳しく行われているので、少しだけ補足を。
ビッグワンガムの登場は1978年だが、発売元の「カバヤ」では同商品以前にも、カラフルな立体パズルが付いた「ビッグリーグガム」やポリ製のミニカーを入れた「エフワンガム」、組み立て式のミニカーを入れた「ニューエフワンガム」を販売していた。
ここで、おまけ付き菓子の歴史をガッツリと紐解くのは、限られた文字数ではとうてい無理なので、ごく簡単に述べてみよう。
まず、圧倒的にメジャーだったのが、キャラメルに小箱入りの小さな玩具を付けた、江崎グリコの「グリコ」。1922年に発売された同商品は、当初はカード、そして1927年からおもちゃの同梱を開始。つまり、ほぼ一世紀の歴史を持っており、玩具付き菓子のルーツだと言ってよいだろう。
おまけとしては、「仮面ライダースナック」に付いていたライダーカードや「ビックリマンチョコ」のビックリマンシールといった品々の大流行も忘れられない。
またコーラやコーヒーといったケペットボトルや缶入りの飲料でも、ミニフィギュアをはじめとするおまけが付くことがある。これは玩具付き菓子の場合とは異なり、ほとんどが一定のキャンペーン期間中のみの仕様であることが特徴だ。
なお近年は、おまけ玩具の大型化、高額化が顕著だ。顧客を子どもから購買力の高い大人へとシフトし、ランダム形式の販売を採用して大量購入を促す……。これもまた商売なのだとわかってはいるが、限られたお小遣いでひとつだけ菓子を選び、おまけの箱を開ける際に抱いた、素朴なドキドキ感を忘れないようにしたいものだ。
それでは次のページから、両さんが放つパチモノ食玩が巻き起こす大ブーム!?をお楽しみください!!



















