最初は断る気でいたんです」

竹中さんのアナウンサー歴は長い。

05年に新卒で青森朝日放送に入社してアナウンサーを経て、岩手朝日テレビに転職、さらにNHK沖縄放送局に入社しキャスターとしてニュースを読んでいた頃から「このNHKキャスターの胸がすごい」などと注目されるように。

その後、2015年4月からフリーアナウンサーに転向し、17年10月にラジオ沖縄に入社、現在は『華華天国』のパーソナリティを務める。

竹中知華さん
竹中知華さん
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竹中さんはグラビア出演の経緯を「グラビアのコーディネーターさんから『水着グラビアに挑戦してみないか』と誘われましたが、最初は断る気でいたんです」と振り返る。

「『週プレさん、本気なのか?』と思いつつ、43歳の私に声をかけていただくなんて驚いたので、せっかくなら私のレギュラー番組『華華天国』のリスナーさんに相談してみようと思ったんです。実現してもしなくても、皆さんも楽しんでくださるかなと思って。

メールでいろんな意見をもらったのですが、結果は8対2でグラビアに賛成が圧倒的に多くて、特に女性リスナーから『年齢は関係ない。今が一番若いんだから』と心強いお言葉をいただきました。

なかには『竹中さんが嫌な思いをしないか心配』という声や『衣装次第じゃない?』という課題もいただき、挑戦しようと決断しました」

グラビア撮影の様子
グラビア撮影の様子

デジタル写真集『TOMOKA』の内容は、胸がかなり強調されたドレスからビキニや下着と、初のグラビアにしてはかなり「大胆」と思える衣装の連発だ。このような衣装に関して、ラジオ沖縄の上層部はどう見ていたのか。竹中さんは言う。

「グラビアのオファーをいただいた時は『好きなようにやりなさい』と言われ、上がった写真を見せた時も『頑張ったな。応援してるよ』という反応でした。そして今現在はラジオ沖縄で番組も持っていることはきちんと明記してほしいとだけは言われました。

あと念のため私からお伝えしておきたいのが、週プレさんにも『元NHKアナ』という表記をしてもらいましたが、これは正確には違い、東京で雇われた正社員がアナウンサーで地方採用はキャスターなのです。だから本当は私は元NHKキャスターです」

グラビア撮影の様子
グラビア撮影の様子

そして驚くべきことに、デジタル写真集が発売された翌日には若手グラドルやタレントをおさえてデイリー、ウィークリーランキングで1位になったという。11月28日時点で1万ダウンロードを超える。週刊プレイボーイ編集部の担当者は言う。

「もともとリスナーのファンがいらっしゃることやラジオ沖縄で出したCD付き写真集の売れ行きも反響があったとのことでしたので、話題になる予想はついていました。

こちらのグラビアを告知した時点で予約数が数千部入りましたので、すでに手応えを感じていたのですけど…発売後に1万ダウンロードに到達するまでが最速記録と言えるほどで、想像以上の事態に驚いています。編集部も『これぞザ・グラビアだ』と沸いています」

今回のことについて、業界関係者はどう見るか。数々の写真集やイメージDVD制作にも関わる有限会社ルージュの本田正樹氏は言う。

「やはりグラビアはなんといっても巨乳の需要があります。それに竹中さんには元NHKアナで現在はパーソナリティという、普段ビキニなどにならない人がなったという希少性がありますね。

さらに元NHKアナと言っても和久田麻由子さんのような高嶺の花ではなく親しみやすさがあり、なんとなく庶民的という凄まじい魅力がある。もともとのファンがいらっしゃったことですし、売れて当然という印象です」

グラビア撮影の様子
グラビア撮影の様子