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「伝統」という言葉では逃げきれないパワハラ問題…宝塚歌劇団と相撲界にみる制度に埋め込まれた理不尽
立場が強いものが、逆らうことができない弱者に対して行うハラスメント、パワハラ。無論あってはならない行為だ。だが日本では「伝統」という言葉でこうしたパワハラを正当化し、これまで逃げ仰せてきた組織が存在する。宝塚歌劇団と相撲の組織はその代表だという。
書籍『日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったのか』より一部を抜粋・再構成し2023年に発覚した宝塚歌劇団におけるパワハラ問題、そしてやっとメスが入り始めた相撲という組織の実態を明らかにする。
日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったのか #3
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この記事のまとめ
- #1タイトなスケジュール、極度のプレッシャー、現場任せ…ダイハツ工業の認証試験不正問題にみる官僚制組織風土の限界
- #2上司にモノを「言ったもん負け」ダイハツ工業、三菱電機、東芝など多くの会社の衰退に繋がった官僚制組織の加圧の連鎖
- #3「伝統」という言葉では逃げきれないパワハラ問題…宝塚歌劇団と相撲界にみる制度に埋め込まれた理不尽
- #4「1人の女子生徒が突然、バッタリと倒れた」誰も助けようとしなかった甲子園の開会式…日本人の多くが「何もしないほうが得」と考えている危険
- #5「一流」とされる組織ほど内向き「論理的に相手を説得できる人材」より「空気を読んで、円満な人間関係を築ける人材」を重視する奇妙な日本企業
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