当初はマリリン・モンローが演じるはずだった

その印象的なタイトル、そしてオードリー・ヘプバーン主演作として知られ、映画ファンをはじめ、今も多くの人々から愛され続ける『ティファニーで朝食を』(Breakfast at Tiffany’s/1961年)。

ヒロインのホリー役には、当初セクシーで色気漂うマリリン・モンローという話もあったが、“娼婦”という設定に女優生命に傷がつくという理由で断られてしまう。

そこで今度はオードリーにこの役がまわってくるのだが、彼女はモンローとは真逆の可愛らしく気品がある妖精のようなイメージ。

当然のように代理人からは難色を示された。