メンバーとの年の差に「正直、全然気を使っていない」
――電撃ネットワーク加入のニュース、驚きました。どんな経緯で入ることになったのでしょう。
幕田みゆ(以下同) 友人の紹介で、メンバーのランディーさん(ランディー・ヲ様)が経営するバーで飲む機会が数回ありました。そしたら、ランディーさんから「お前面白いから電撃ネットワーク入れよ」と誘われるようになって。お酒の席の話ですし、本気にはしていなかったんです。
ただ、東スポの知り合いに何気なく相談したら、「何にも物怖じしない性格が向いてると思う」と言われて、ならやってみようかなと(笑)。
――4月5日に行われた電撃ネットワークのイベントでは、「クラッカー口内爆発」などのお家芸を早速披露する場面がありましたが、事前に打ち合わせがあったのでしょうか。
それが全然何も聞いてなくて(笑)。急に当日になって楽屋でやることが決まったんです。やるからには絶対にしっかりやりたい性格なので、自ら「やります!」と言いました。きれいにできなかったので悔いは残ったものの、もっと芸を磨きたいなと思いましたね。
電撃ネットワークは日本を代表するパフォーマンス集団なので、事前の打ち合わせと違うことがあっても対応できるプロ根性のあるメンバーばかりなんです。自分が足手まといにならないように頑張らねばと思っています。
――他メンバーは全員男性ですし、年齢もだいぶ離れているので、気を使いませんか。
正直、全然気を使っていないんですよね。さらに言うと、メンバーも私に気を使ってくれなくて、私を誘ってくれた張本人のランディーさんなんて1番気を使ってくれません(笑)。
この前なんて、パフォーマンスで使用するハイターをぶちまけて、私の洋服の色が抜けましたからね。“女の子扱い”とは無縁なんです(笑)。
ただ、リーダーの今日元気さんからは「女の子がやればより映える技もあるから、そういう方面でも活躍してほしい」と言われていて。まだ未熟だけどちゃんと認めていただけているのは嬉しいですね。
――幕田さんは昔からそんなに好奇心旺盛だったんですか?
そうだと思います。地元・栃木県で小学校受験をして、国立の小学校に進学したんです。その後、附属の中学に進学しました。
同級生には医師や裁判官などの子どもが多くいて。みんな勉強も頑張るけど、一方で自分が好きなことにも打ち込める環境でした。大人になってからもずっと仲のよい友だちで、頑張り続けている仲間が身近にいることのありがたみを感じます。
小中時代は、バスケットボールに打ち込みました。それまで自分は運動ができないと思っていたのですが、たまたま再会した幼稚園時代の友人のお父さんがバスケの名コーチだったこともあって始めてみたら、3カ月でスタメンになれるくらいに育ててもらいました。地区選抜にも選ばれて、自信になりましたね。