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「伝統」という言葉では逃げきれないパワハラ問題…宝塚歌劇団と相撲界にみる制度に埋め込まれた理不尽
立場が強いものが、逆らうことができない弱者に対して行うハラスメント、パワハラ。無論あってはならない行為だ。だが日本では「伝統」という言葉でこうしたパワハラを正当化し、これまで逃げ仰せてきた組織が存在する。宝塚歌劇団と相撲の組織はその代表だという。
書籍『日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったのか』より一部を抜粋・再構成し2023年に発覚した宝塚歌劇団におけるパワハラ問題、そしてやっとメスが入り始めた相撲という組織の実態を明らかにする。
日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったのか #3
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部屋、一門、相撲協会という三重の入れ子構造