「大屋根リング」や「巨大ミャクミャク像」大人気

万博会場となる人工島・夢洲に降り立つと、開場時間の午前9時には、すでに入場口東口では長蛇の列ができていた。一方、入場券を持っていないものの、航空飛行隊「ブルーインパルス」(雨天中止)の雄姿を見るため、入場ゲート付近には多くの人だかりもできていた。

「今まで万博とか全く興味なかったんですけど、ここ数日たくさんのマスコミで取り上げられたことで職場で話題になり、みんなで仕事終わりに夜のチケットを購入して行きたいねって話してます。今日の事前予約のチケットは取れなかったんですけど、ブルーインパルス見たさに会場まで来ちゃいました」(大阪市在住、50代会社員女性)

「ブルーインパルスを見るために、三重県から始発の電車を乗り継いで夢洲まで来ました。これまで航空展示会とかにも行ったことはありますが、どうせ夢洲まで行くなら万博も行ってみようって思って開幕券も買いました」(三重県在住、50代女性)

長蛇の列をつくる入場ゲートをようやく潜り抜け、記者も会場に入ると、まずは巨大なミャクミャク像がお出迎えしてくれた。その背後には、今回の“万博のシンボル”でもある世界最大の木造建築物「大屋根リング」が広がっていた。

入場口東ゲート前にいる巨大ミャクミャク像(写真/集英社オンライン編集部、以下同)
入場口東ゲート前にいる巨大ミャクミャク像(写真/集英社オンライン編集部、以下同)
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万博のシンボルである「大屋根リング」
万博のシンボルである「大屋根リング」

大屋根リングを前にした大阪府在住の60代女性も大はしゃぎ。

「想像以上に壮大で、近くで見ると圧巻ですね! 登ってみたら会場全体を見まわせるし、気持ちがいいです。余力があれば一周してみたいですね」

「大屋根リング」の中
「大屋根リング」の中