日本のサプリメント市場は1兆円超え
健康に気をつけている人ならば、サプリメントの1つや2つ飲んでいるのではないだろうか。薬は嫌いだけれども、サプリメントだったら飲むという人も多いと思われる。
外食が増えたり、仕事が忙しくてついつい不健康な食生活をしてしまった時に、サプリメントを飲むことでその悪影響を「相殺」することを期待している人もいるだろう。
健康状態を劇的に改善することはないけれども、副作用もないだろうからとりあえず飲んでおこう、くらいの気持ちで飲んでいる人もいるようだ。
普段の食生活を健康的にするのはすごく大変だが、サプリメントであればそれほど努力は必要ない。おそらくそれが多くの人がサプリメントに頼っている1つの理由だろう。
でもこれらのサプリメントに関するイメージは本当に正しいのだろうか?
コンビニやドラッグストアに行くと、数多くのサプリメントが販売されている。ビタミン剤、コンドロイチン、コラーゲン、コエンザイムQ10、プラセンタ、ニンニクエキスなど挙げればきりがない。
ある試算[*1]によると、日本の健康食品・サプリメントの市場規模は約1兆4000億円であるという。