警戒していたエル・カブキの爆発力
—奥田さんの理論では賞レースで優勝するチャンスは、3年に1度なんだそうです。この理論についてお二人はどう思われますか。
友保 いや、まああるんじゃないですか。チャンピオンが、そう言わはるなら。
—金属バットさんのTHE SECOND優勝のタームはいつなのか。
小林 どうなんすかね。去年(金属バットはベスト4敗退)がチャンスやったって考えたら、あと3年間はないですね。
—開幕戦の対戦相手エル・カブキさんはどうでしたか。
友保 エルさんはハマれば、めっちゃ強いっすからね。よう地下ライブいっしょにやったけど、バチバチのときエグいもんな。
小林 今日なんて、まだハマってない感じやったな。
—え? ハマってなくてあんなに面白いんですか?
友保 そうなんですよね……まあまあ、(オープニングアクトの)TEAM近藤が1番ハマってなかったですけどね(笑)。
—地下ライブでハマったときのエル・カブキさんってどんな感じなんですか?
友保 なんでしょうね。もっとガンガン刺してくるし。放送できへんこともっと言うし。今日は配信があったから助かりましたわ。でも、なんかどうやら林さんの足、震えてはったらしいなあ。
小林 へえええ。
友保 そう、終わった後、しゃべっててんけど、足が震えてたって。
小林 全然そんなふうには見えんかったよな。あの芸風で震えるのかぁ。
友保 「まあ、黙ってバイト行ってください」って言うときました、俺は。
—これぞTHE SECONDですね……。
友保 エルさんとは対戦前にフジテレビの喫煙所で会って。マジで和気あいあいでしたね。久しぶりやな〜っていう。で、俺はずっと「負けてくれ」って言ってた。上田さんにも「何残ってんすか。その芸風で残るの違うでしょ」って言いました。
小林 上田さんが楽屋に来て、けっこう居座ってしゃべってたんですけど。最初は「懐かしいなぁ」みたいな話してたのが、楽屋にいたうちのマネージャーのこと見て「強そうですね」って。で、お互い格闘技やってることがわかって。そこでむちゃくちゃ盛り上がってました(笑)。「誰々さんについてる誰々さん知ってる?」とかマニアックな格闘技話で。
友保 上田さん寝技よな。柔術のほうやから。
小林 うちのマネージャーが行ってるジムのことまで知ってたな(笑)。
友保 昔インディーズライブで一緒やった時、そんな格闘技とかやってはったかなぁ。