大学進学時より派手になった川村容疑者

3人はともに釧路市出身で、長谷さんは八木原容疑者と同じ中学で1年先輩。川村容疑者と八木原容疑者は同学年で、中学時代同じ塾に通っていて仲良くなった。

高校以降の進路はそれぞれ異なり、長谷さんは公立千歳科学技術大電子工学科に進み、八木原容疑者は川村容疑者は別の私立大に通っていた。

「事件直前の10月25日夜、長谷さんはJR大麻駅近くにある八木原容疑者の自宅アパートでその『別れ話』について話しあったようです。

2人は中学時代に同じ合唱部に所属、今年8月から交際をスタートさせたものの、長谷さんは就職したら交際を解消するという主旨のことを告げたらしく、当日の議題もそのことでした。

話し合いでは解決せず、途中で八木原容疑者から連絡を受けた川村容疑者が交際相手のA容疑者(17)ら少年4人を招集。

長谷さんを近くの文京台南町公園まで連れ出し、外傷性ショック死させるまで顔面などを殴打し、全裸にして逃亡。この際、長谷さんの衣服や身分証、スマートフォンなどを奪い、川村容疑者の軽乗用車で現場を立ち去ったとみられます」(社会部事件担当デスク)

川村容疑者と八木原容疑者(本人SNSより)
川村容疑者と八木原容疑者(本人SNSより)
すべての画像を見る

八木原容疑者やA容疑者と同じコンビニでアルバイトし、事件でも主導的役割を担ったとみられる川村容疑者はどんな人物なのか。釧路市の実家近くに住む男性はこう語った。

「川村さんのお宅は町内会も入ってないから詳しくは知りませんが、例の娘さんが小学生ぐらいからここにお住まいですよ。ご両親と男の子の兄弟がひとりいたと思います。昔はおばあちゃんもいましたが、最近はお見かけしませんね。

お父さんは職人ぽい服装で出かけていることがあり、お母さんも頻繁に出かけていたのでお二人とも何か仕事はしていると思います。ただ、時間についてはまちまちでお父さんは夜勤でもしてるのか朝方帰ってくる事もありました。

娘さんは中、高生くらいの時は学校に行くタイミングでよく見かけて、会釈程度の挨拶はしてきましたね。当時は派手な印象はなかったけど、大学進学後は派手な雰囲気になってましたね。私が最後に見たのは2、3ヶ月前くらいでしたかね」