各界から評判だった山本容疑者の知識

店舗のXでは「日本最古の日焼けサロン」と謳っており、黒ギャルブームが去った後の昨今は、ボディメイク大会に出場する男女の選手やダンサーにインフルエンサー、セクシー女優などの“日焼けフリーク”たちから「クロコダイルの“焼き”は理想の仕上がりになる」と評判だったようだ。

この店に一年前から通うダンサー女性のAさん(28歳)は言う。

「ここはボディ大会によく出てる選手間で評判がすごく良かったんですよ。大会ではみんな真っ黒に焼いて出るのが標準装備的な感じなので、クロコダイルの焼きの良さがクチコミで広がっていった感じです。

私も一昨年まで別店舗に行ってたけど、人から紹介されてクロコダイルに切り替えました。蒲田は家から超遠いから行くのが面倒なんだけど、それでもいいから通うほど仕上がりは満足でした」

日焼けスタジオ クロコダイル蒲田店(撮影/集英社オンライン)
日焼けスタジオ クロコダイル蒲田店(撮影/集英社オンライン)

「焼きのよさ」や「仕上がりがよい」と言われてもいまいちピンとこないが、どういうことなのか。

「これまで私が通ってた日サロ店では焼き過ぎたばかりに皮が剥けることもあったんです。でもクロコダイルでは絶対にそんなことはなかった。山本店長のマシンの知識量は半端なく、焼き加減を調整してくれたからです。

店には5種類くらいのマシンがあり『今の肌色から1トーンあげたい』と細かいリクエストをすると複数のマシンで焼く細かい指示をくれました。『この日に撮影があるのでいつ焼きに行けばいい?』と聞くと、LINEで丁寧に「この日に来て何日間かで計画的に焼けば問題なく仕上がる」とか丁寧に教えてくれた」(Aさん)