14歳がLUNA SEAにハマったきっかけ
まずは大学1年生の男性・Cherryさん(@Cherry_SGZ8924)。両親が世代だったため、ドライブに出かけるときなど、幼稚園のころからLUNA SEAの曲を聞いていたことが、バンドとの出会いだ。
小学生になってから洋楽を聞くようになり、さらにそこからX JAPANを聞き、両バンドでギターを担当しているSUGIZOの存在がきっかけで、LUNA SEAも本気で聞くようになったという。「親とX JAPANを経由したことが大きいと思います」と語るCherryさん。確かに、今の10代、20代がLUNA SEAを聞くきっかけとして多いのは、やはり親の影響だろう。
現在14歳の女性・センさん(@Jdas_8)も、父親がLUNA SEAやX JAPANのファンで、父から「ROSIER」を教えてもらったことがきっかけだと話す。
「MVを見たときにこんなにカッコイイ人たちがいるのかと衝撃を受けました。特に、RYUICHIさんの歌声に圧倒され、そこからLUNA SEAについて調べるようになりました。そんな中、1992年のライブツアーIMAGE or REALの『MECHANICAL DANCE』を見て、完全に沼にハマりました。
最初はサブスクで聞いていたのですが、ライブ映像を見て私が前まで聞いていたバンド(邦ロックなど)とは違う世界だと感じました。RYUICHIさんのトガった声と激しい演奏。かつてはテンポも速かったので、初めに見たときは心が追いつきませんでした(笑)」(センさん)
LUNA SEAを好きになってからは、90年代の音楽や、80年代の音楽にも触れるようになり、ベースやギターの音に耳をすまして音楽を聴くようにもなったという。
「LUNA SEAの魅力は、絶えず変化し続けるところです。RYUICHIさんが病気などで声が不調のときもありましたが、それも、LUNA SEAの魅力となって輝いていると思います。歌詞も、IMAGEのころとCROSSのころでは雰囲気が違いますが、その変化が、他のアーティストにはないところだなと感じます。
どの時代も素晴らしく、LUNA SEAはLUNA SEAなのです。また、上手く言葉にできないのですが、最近のアーティストとLUNA SEAでは曲のテーマがまったく違うような気がして、そういったところが私が聞き続ける理由になっています」
また、若者がLUNA SEAにハマるきっかけとして、親の影響と同じくらい多いとされるのが、YouTubeの存在だ。
17歳の男子高校生・UMEZUさん(@mettsu4649)は、2015年のLUNA SEA主催のロックフェス「LUNATIC FEST.」の動画を見て、LUNA SEAを知ることになった。