立ちんぼを買うという男性から編集部へ連絡が

警視庁保安課によると、昨年1月から12月19日までに新宿・歌舞伎町にある大久保公園で客待ちをしたとして、売春防止法の疑いで逮捕された女性は140人にのぼるという。そのうちの8割に迫る109人が10~20代で、その動機としてホストクラブやメンズ地下アイドル、メンズコンセプトカフェへの支払いに充てるためという回答が4割を占めた。

昨年の夏ごろから世間で注目を集めている悪質なホストクラブによる高額な売掛金(ツケ払い)。これにより借金を背負い、路上売春婦へと堕ちる女性があとを絶たずに社会問題となっている。そうした状況を踏まえ、警視庁は大久保公園周辺での取り締まりを強化。昨年11月からは“立ちんぼ対策”として夜9時から朝8時30分まで大久保公園にバリケードを設置し封鎖することになったのだが……。実話誌系ライターが語る。

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夜の大久保公園
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「今も深夜になるとバリケードの前で客待ちしている女性はいるし、公園の裏側に立っている女性も多い。結局のところ、”買う側”の男性がいなくならない限り、立ちんぼが消えることはありません」

そんななか、昨年の秋ごろまで週3回のペースで大久保公園に通っていたという37歳の会社員男性と接触することができた。

男性はおよそ12年ほど前に妻と結婚し、思春期の息子ふたりをもつ父親だ。産業廃棄物の運搬業者に勤務しており、年収は500万円ほど。東京近郊の一軒家に暮らしている。

昨秋まで週3回のペースで大久保公園に通っていたという男性(撮影/集英社オンライン)
昨秋まで週3回のペースで大久保公園に通っていたという男性(撮影/集英社オンライン)

「自分で言うのもアレですが、結婚までそれなりに女性とは交際してきましたし、これまで異性関係に不自由したこともありません。ただ、他人よりも性欲が強いフシはあり、高校生のころは彼女に性行為を求めすぎてフラれましたし、結婚前、妻とは1日に4回はしていて、いわゆる“デキ婚”でした」