「女性総理、目指しますか」の直撃に大築氏は…
そこで集英社オンライン編集部ニュース班は大築氏に電話で直撃。改めて氏の政治ビジョンについて聞いた。
――1期生での異例の代表質問。終えてみて、いかがですか。
登壇前の一週間は、不安と緊張で、ご飯も食べられず、あまり眠れませんでした。でも、子育てをしながら働いてきた女性、地方出身者としての思いは伝えられたかなと思います。
――代表質問後、「ポスト蓮舫だ」との声も聞かれます。蓮舫氏についてどう思いますか。
予算委員会で、すごく準備して、俊敏なやりとりをされていた蓮舫さんには、憧れ、尊敬の気持ちしかないです。そんな風に言ってもらえるのは光栄ですが、私は蓮舫さんとは違うと思います。蓮舫さんにはなれないし。
――代表質問で「女性総理はいつ誕生するんですか」と岸田総理に問いただしていました。大築さんも女性総理を目指しているんですか。
目指してません。ハハハ! 無理、無理! 修行も経験も足りないですから。私がなりたいというより、岸田総理や、女性総理誕生の動きが感じられない自民党に伝えたい言葉だったかな。そういう(女性総理が誕生する)社会があったらいいなと思って、言ってみました。
――今後、政治家として、どんな政策に力を入れていきたいですか。
人口減少対策をしたいです。街づくり、地方自治、子育て政策……全部かかわってきますよね。地域ごと、時代ごとに合った政策を打ち出していきたいです。
――登山が趣味だそうですが、山に例えると、政治家として今、大築さんは何合目にいますか。
登山靴を買ったところでしょうか。初当選して、去年1年間はあいさつ回りで必死でした。今やっと登山の準備ができたぞ、みたいな感じ。登る山が低いか高いかも、まだわからない状況です。ハッハッハ。ここからです。まだまだです~。
“ポスト蓮舫”と期待を集める39歳。
くせ者たちが跋扈する政界という連峰への挑戦はまだ始まったばかり?
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班