「アイドル」的動画を投稿も、古屋氏「俺たちが推すのは…」
「今井るる 再始動!!」――。
1月23日、「Instagram」の今井氏のアカウントに華々しく投稿された動画にはそんな字幕が踊っていた。
動画内容は韓国の動画クリエーターによるポップな音楽に合わせて、今井氏が美容院でそれまでのセミロングから一転、ショートヘアにイメチェンし、カメラの前でほほえむ姿が映し出されるというもの。
「自分が注目されて、アイドルにでもなった気分なんでしょうか。これまで支援してくれた人たちは置いてきぼり。このタイミングでのんきな動画を出して、痛々しいですね」(自民県連関係者)
一方、政治活動の方はというと、
「今井氏の地元・多治見市で、市長選に出馬する自民県議とともに『市政を語る会』に出席し、あいさつしていました。県議だけでは集められないくらいの人が集まったのは、『瑠々ファン』たちがいたからでしょう」(同)
ただ、今井氏を自民に引き入れたとされる、岐阜5区の古屋圭司衆院議員の最近の口癖は「俺たちが推すのは、瑠々じゃない」。
自民推薦の今井氏と、自民公認の新人男性、野党系新人の計3人で定数2を争う県議選多治見選挙区では、今井氏ではなく公認の男性の支援に全力を挙げる考えだ。
「もし、もともと決まっていた公認の男性が落ち、後から推薦が決まった今井氏が当選するようなことがあれば、古屋氏の求心力はガタ落ち。だから、古屋氏は、公認候補の勝利に向けて必死なのです」(地元紙記者)