不登校だったことに後悔はない
――授業はついていけてるんですか?
難しいなってときもあるんですけど、「みんなの学園」というオンラインフリースクールで勉強はしてたし、なんとか楽しくやれてます。
――学校といえば給食はどうですか?
うまいです! 一番うまかったのだと、わかめご飯ですかね。
――学校の友達からもYouTubeの話をされるんですか?
「動画見たで! 楽しいなあ!」とか言ってくれます。あともうすぐ合唱コンクールがあるんで、合唱曲をYouTubeで流して練習してたんですけど、みんなが「ゆたぼんの曲聴きたい!」って言い始めて、先生が『僕の唄』(ゆたぼん父が作詞作曲のオリジナルソング)を流してくれたんですよ。あれはうれしかったですね。
――不登校中のファンたちからは、ゆたぼんが学校に行き始めたことでどんな反応がありましたか?
「こっち(不登校児)側じゃなくなるんだ」とかそういう否定的なのはなくて、「がんばれ!」って応援してくれるコメントが多かったですね。
――いま改めて自分の不登校になった経緯を振り返ってどう思いますか?
小学2年生までは毎日学校に行ってたんですけど、3年生でまわりと同じ行動することに疑問を持つようになって。あるときは、宿題をしなかったら先生に居残りさせられて、叩かれたんですよ。
でも先生と俺と親で話し合いをしたときに、先生は「叩いてない」と嘘をついたんで、「もう学校信じられへん」と思っちゃって不登校になりました。
でも後悔してないです。行きたくないのに行っても楽しくなかっただろうし。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班