ローカル問題に触れるのはデメリットしかないが

「地元民以外立入禁止!」全国をサーフ旅するカップルYouTuberが受けた“ローカルルール問題”の洗礼…顔と車の写真が地元サーファーたちの間で出回り”指名手配扱い”されたことも_5

――SNSで広く発信する人が増えれば、「これはおかしいのでは?」と問題視されたりしそうなものですが……。はるこやねんさんたちは、YouTubeでは、ローカル問題について言及しているんでしょうか?

はるこ 実は、あまりしていません。もめる原因になっちゃうから……。

カジ すごく難しい部分なんですよね。個人のコンテンツでローカル問題に触れるとデメリットしかないような気がして。

はるこ それに、ローカル問題に首を突っ込んでネガティブな内容を投稿しても、誰もいい気持ちにならないと思うんですよ。
今日はいい機会をいただいので話しましたが、自分たちの動画では、まだ触れる勇気はあまりないですね。

彼氏でマネージャーのカジさん(写真右)
彼氏でマネージャーのカジさん(写真右)
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――波には乗るけど、波風を立てるのは好きじゃない……ってことですよね。

はるこ ですね(笑)。
始めた当初から変わらないのは、私たちがサーフィンを楽しむ様子を見てもらうことで、多くの人にサーフィンに興味を持ってもらえたらいいなという思いです。まだまだマイナーなスポーツですから。
なのでこれからもポジティブで楽しい投稿を届けていくつもりです。
私たちの動画が、誰かがサーフィンを始めるきっかけになったなら最高ですね。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班