合コンなんて言うと、みんな身構えちゃいますよ(笑)
世の脱マスク化が進む中で、20~30代の出会い事情はどうなっているのか?
未婚男女を対象にした研究機関「恋愛婚活ラボ」(Parasol)が婚活男女200人を対象に「2021年、最も多かった出会いの場所、場面」の調査結果の第一位は、男女共に「マッチングアプリ」だった。
今や合コンはオワコンなのか…? 20代インフルエンサー女性をはじめ、3人の女子大生やOL、エステティシャンの女性たちに生の声を聞いた。
まずお話を聞いたのは、もともとはアイドル活動をしていたインフルエンサーのえりすこさん。
現在はその人脈の広さから女子クリエイター同士の女子会や男女の出会いの場を主催したり、洋服の着こなしの“あざとテクニック”動画を公開している。
「彼氏探しは完全にマッチングアプリが主流ですね! 最近の女子会では“アプリで出会った人、どうだった?”って話題は定番ですよ。女友達同士、我先に誰がアプリでいい人に出会えたかを探りあってる感じです。
一方で、もちろん男女の飲み会というのは盛んに行われています。私も月に3、4回は誰かしらの場に誘われて行きますし、私自身も少なくとも月1回は飲み会を開きますし。でも“合コン”って呼び方も誘い方もしません。
合コンなんて言うとみんな身構えちゃいますよ(笑)。『みんなで飲もうよ』『楽しもうよ』って感じでゆるーく集まる感じです」(えりすこさん)
なんと、“合コン”という呼び名が終わってた、という…。
「ゆるーく飲み会」とは一体、どんなものなのか? えりすこさんに聞いた。
「男女比はきっちり合わせないとこかな? 2対3の時もあれば5対7の時もあるし、そこが、ゆるーくのポイントです。
それになんだろ、今の子たちって、男女の出会いを必ずしも恋愛の発見だとか発展だとかに狭めないんですよ。
お互いにいろんな人と知り合うことで知見を広げたりお仕事に繋げたりして、新しいことを生み出してこーよ、って感じで出会いを求めてます。
だからこそ、私の主催の場では必ずグループLINEを作って“どうぞご自由にやりとりしてねー”って感じで繋げるし、後で個別で紹介などもしますよ」(えりすこさん)