魚を食べている人ほど死亡リスクが低い

ずばり、健康に良い食べ物の筆頭は魚である。

魚を食べている人ほど死亡率が低い。2016年に、欧州の権威ある栄養学の雑誌に12の研究(合計67万人)のデータを統合した研究の結果が掲載された。それによると、魚の摂取量が多い人ほど死亡するリスクが低いことが明らかとなった。

魚の摂取量と死亡率の関係
魚の摂取量と死亡率の関係
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では魚はどれくらい食べればよいのだろうか。

1日60gの魚を食べていた人は、魚を全く食べない人と比べて12%死亡率が低かった。しかし、食べれば食べるほど健康上のメリットがあるわけではなく、図からも分かるように、1日60g以上の魚を食べてもプラスアルファの効果はなさそうである。